今回の花材は
・紅葉キイチゴ
・ケイトウ(スカーレットマスコット)
・タニワタリ
です。
紅葉した枝物(キイチゴ)が
晩秋を感じさせますね。
ただ、
活きの良いタニワタリ(緑の葉)も一緒ですので、
「季節柄」よりも「遊び」を
優先させてしまいました。
真にした紅葉キイチゴを、
向かって右へ大きく傾けました。
スッキリ見えるように、
キイチゴの葉を、かなり取り除いています。
曲線を描いたタニワタリと、真のキイチゴ以外は
向かって左に寄せて生け込むことで
真のキイチゴがより目立つようにしました。
別の角度から見たところ
この角度からの方が、
キイチゴの傾きがよくわかりますね。
草月のテキストにある「傾真型」寄りの作品に
仕上がりました。
先生が生けたお花
紅葉前のキイチゴも合わせて
「混ぜざし」のような生け方をされています。
秋の落ち葉が広がる風景のようですね。
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