複数の花器に生けたお花

お花

今回の花材は
・トクサ
・スプレーマム
・椿
……だったのですが、
先生が「お花の量が今回多いの!」
とびっくりされるくらいのボリュームがありました。

ということで、
花器を3つ使って生けることになりました。

 

 

複数の花器に生ける、という方法は、
草月のテキストにも「第八応用併合花型」として
紹介されています。

 

第八応用併合花型
・複数の花器に、それぞれ独立した花型を生ける

・それぞれ独立性を保ちながらも、
全体でひとつにまとまって見えるようにする

 

 

では、今回生けたお花を分解してみましょう!

 

奥に生けた、椿とスプレーマムです。
従枝が少なめの「第二応用立真型(逆勝手)」
といったところでしょうか…?

第二応用立真型(逆勝手)
真を向かって右寄りに15度
副を向かって左寄りに75度
控えを気持ち右寄りに45度

 

 

残りのお花を見てみましょう!

しいていうならば、トクサを生かした
「直線を生かしたお花」です。

 

 

・椿とスプレーマムを、両方の花型に生ける
・トクサを奥の花器と重なるように長く折る
といった配置をして、
一体感を出そうと試みました。

 

 

先生が生けたお花

口の大きい壷に生けられていました。
・同じ方向に折られたトクサ
・葉を少なくして枝を見せた椿
がオシャレです!(^^)!

 

 

 

おまけ

3つの花器を使ったのにもかかわらず、
まだ残ってしまった花材は、
亀の器に生けました…。

心なしか、満足そうな顔に見える亀……(^-^;

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